どうも違う...

ひこにゃんの問題について、新たな報道がされました。

 

受託団体が独自で継続してくれるようです。一方では、クラウドファンディングを活用するとも。

 

しかし、おかしいと思いませんか?

 

当初予算には1年分の予算を計上しておいて、暫定予算からは削除した。その結果、受託団体が独自で事業を行ったり、クラウドファンディング?

 

受託団体にどれだけの資産があるのか不明ですが、それに甘えてしまうことを、委託契約における一方の当事者である自治体がお願いするべきことなのでしょうか。

 

このようなことが蔓延すれば、今後、委託料の減額であったり、停止ということにも発展しかねません。報道されている3,000万円というのが、何に対する委託料であるのかも承知していませんので、軽率に発言できないのですが、自治体としての、そしてその責任者としての市長の矜持の問題です。

 

お出会いした方から、報道では「当初予算を否決し、暫定予算を可決した議会が悪い」というように受け取れてしまいますね、と仰って下さいました。このように事実を見て下さる方が増えることを願います。

 

貧すれば鈍すると言いますが、「伝統と文化の香り高い」町の市長の取るべき行動ではないと思います。

 

 


ひこにゃんばかりに目が行って...

ネットで見ましたテレビニュースの画面に、気になるテロップがありました。

 

「ひこにゃん予算の入った当初予算を否決

ひこにゃん予算の入っていない暫定予算を可決」

 

まるで、議会が「ひこにゃん予算」を締め出したようにも読めます。

 

もちろん、3時間ほどで暫定予算書(300ページ超)を読みこなせるのかという根本的な問題はあったのですが、それにも増して「ひこにゃん予算を削除」して提案してきたのは、市長です。そこのところが重要です。臨時議会で和田議員が取り上げたから出てきた問題です。取り上げていなければ、ここまでの騒動になっていませんでした。

 

文化や伝統といったもの、事業の経済的な観点などが全く欠けているのが現在の市政です。

 

 

 

 

 

 

 

 


ひこにゃん問題

28日の臨時議会で、暫定予算については決着しました。この問題は、市長の政治姿勢の問題から逸れてしまって、いつの間にか「ひこにゃんの問題」に焦点が当たりすぎてしまって、物事の本質とは違って報道されてしまいました。

 

「義務的経費」と「政策的経費」の違い。

ひこにゃんの委託業務と彦根市HPの更新等の委託業務。

そして何よりも、なぜ市長が「枠配分方式」による予算策定をすることになったのか。

 

これら3つが絡み合い、一番国民の目に付きやすい問題(ひこにゃん)で報道されてしまったということです。

 

根本の問題は、私が反対討論で家計に喩えたとおり、予算を何に配分するべきなのか、なぜそうしなければならなかったのかということです。

 

大久保市長が就任した当時には50億円の財政調整基金がありました。それが6年の間に大きく減少し、更には今後も減り続けて、累積では90億円以上の財源不足に至る見込みが出てきたことです。つまり、最低でも140億円以上も貯金を使い続けてきたからです。昨年9月定例会での会派「無所属」の代表質問でも中期財政計画について質問をしています。末尾のグラフは、この時に作成・提示したグラフです。なお、その後に中期財政計画の見直しがありましたので、当時のものです。

 

現在の市長が就任したのが平成25年5月です。最初は財政調整基金に余り手を付けずにいたのですが、平成28年度から急激に残高が減少しています。2期目の選挙の時に、「財政は問題がない」と発言していたのですが、現実には違ったのです。このことを他の2候補は「財政に問題あり」と言っていたことを忘れてはなりません。

 

そして、財政調整基金を適正残高に戻すためにか、平成29年度に17億円を繰り入れました。それが、私の討論の「17万円の貯金」のことです。それをしたから、「600円の花火」や「300円の机・椅子」の話になるのです。

 

さて、次に、「義務的経費」と「政策的経費」あるいは「投資的経費」についてです。暫定予算については、政策的判断を必要とするものについては、議会の承認が必要になるため、人件費や扶助費など、どうしても支出しなければならない経費とは一線を画して暫定予算に組み込めないという趣旨から、ひこにゃんの経費や花火大会などの補助金は組み込まなかったというのです。

 

ところが、この問題が取り上げられた採決後の囲み取材で市長は、ひこにゃんについては29日に方向性を出すと回答しました。

 

市長には、当初予算が否決された経過(花火大会など)についての認識も、その後で出てきたひこにゃんの問題について、指摘されるまで何も考えていなかったと言わざるを得ません。こういう場でこそ発揮すべきなのが「決裁権者」としての判断であり、暫定予算策定の指示ではないでしょうか。ましてや、和田議員が指摘しましたようにひこにゃんには基金があり、そこへは篤志家からの5,000万円が積み立てられていて、更に全国各地からのふるさと納税による寄附金が積み上がっているはずです。そのような多面的分析すらしていなかったわけです。

 

もう一つの問題点は、ひこにゃんの受託業者に対して彦根市のHP更新業務も委託していたわけですが、それがどのような契約(まさか1本の契約ではないでしょうが)になっているのかです。

 

私が質疑で取り上げましたが、いくつのも団体などから補助金等が暫定予算に組み入れられなかったことによる団体の財政上の問題についても精査できていなかったのではないかということです。

 

最終的な判断や、そのための緻密な前提条件の確認こそが決裁権者に求められる判断能力ですから、その点が本当に問題です。

 

東京の友人から、日本テレビのニュース番組でこの問題が取り上げられ、暫定予算反対派の議員代表のような立場で、私の映像が流れたと連絡してきてくれました。県内ローカルや関西ローカルから、全国放送へと放送の場が変わったようです。

 

表面的には「結果としての賛否」しかありませんが、これだけ色々と考え、分析した上での発言だったということを知っていただきたいと思います。

 

 

 

20190329001

 

 

 

 

 

 


臨時議会

3月28日。平成31年度3月臨時会が開催されました。

 

獅山議員の質疑にもありましたが、この臨時議会は議員に質問させないために設定されたのではないのか、ということです。

 

上程されたのは平成31年度暫定予算。資料は300ページを超すものでした。この議案説明会が開かれたのが27日午前。質疑の通告期限が同日午後5時。300ページの数字の羅列の資料を読み、それから問題点を抽出し、それを質問書の形に仕上げて、午後5時までに提出せよ。中には自宅から議会事務局まで片道30分近くかかる議員もいます。往復で1時間。議案説明会はお昼前に終わりましたから、お昼を食べずに帰っても午後1時前。自宅を午後4時に出るには3時間しかありません。3時間でこれだけのことができるでしょうか。

 

獅山議員は、このことを取り上げました。実際、何人の議員が資料に目を通したのでしょう。

 

私も、大急ぎで自宅に帰り、資料を読んで、質問の5項目と、討論の準備をしました。

 

質疑は3人。委員会採決後で、本会議採決前の討論には、反対討論だけが提出しました。

 

非常に比喩的な討論をしましたので、その部分を抜き出してみます。

 

−−−−−−−−−−−

2月定例会において、彦根市議会は大久保市長が提案された平成31年度(2019年度)彦根市一般会計予算については、市民も求める各種施策を顧みることなく、枠配分方式によって、教育、青少年健全育成、いじめ対策、産業施策、観光施策など、多方面にわたって事業の中断、廃止、縮小をおこなおうとしたため、否決したものであります。


13日の予算常任委員会での予算案否決以来、財政課を中心に関係職員の皆さんには大変ご苦労いただき、なおかつ選挙間近で印刷の手配ができない中、印刷・製本されたご苦労に感謝いたします。これ、ひとえに大久保市長の「予算は修正しない」という発言が発端であり、もとを辿(たど)れば、大久保市長のこれまでのハコモノへの過剰投資が原因であった訳です。

 

以下討論いたします。

 

まず、根本的な問題は大企業で問題にされているのと同じように、内部留保に相当する財政調整基金の繰入であります。17億円を財政調整基金に繰り入れた結果、キャッシュフローにおいて厳しさがあらわれ、否決された当初予算案を、枠配分方式によって作らざるを得なかった訳であります。

 

しばしば480億円余りの市財政を480万円の家計に見立てて示されます。彦根市の広報で使っておられるものです。これをなぞって説明します。

 

子どもたちが、机が古い、椅子が古いからと、親に買い換えて欲しいと言います。480万円の収入においては300円余りです。これができない、と。

 

年に1度の花火大会を見に行きたい。600円とか800円です。これも、お金がないからできない。

しっかりと勉強したいから本を買って欲しいと言っても、同じようにお金がない。

 

そのくせ、周りの家と比べて貯金が少ないからと17万円を貯金に回した。

 

17万円は貯金できるけれど、300円や600円は使わない。子どもたちのわずかな願いも切り捨てているのです。

 

これが大久保市長の行おうとした施策です。だから当初予算案は否決されたのです。

 

今日は長々とは申しません。この例ひとつだけで、十分にご理解いただけると思います。(以下略)

 

−−−−−−−−−−−

この他に、ひこにゃんについても発言しました。

 

今日は朝から新聞・テレビでひこにゃんの話題で一杯でした。先日お亡くなりになった北村昌造様は、ひこにゃんをこの世に送り出し、愛して、育て下さいました。ひこにゃんのパパとして、世界のあちこちにひこにゃんを連れて行って下さいましたし、日本中の至る所にひこにゃんのファンがおられます。だからこそ、ひこにゃんの活動が制限されると聞いて、何とかならないものかと新聞の全国版に載ったのだと思います。暫定予算にひこにゃんの活動予算がなくなるのはおかしいと思います。

 

おおよそ、このようなことを申しました。

 

この部分は、和田議員の質疑をもとに昼食の間に付け加えました。詳しくは録画配信をご覧下さい。

 


臨時議会発言通告

去る、3月20日に平成31年度一般会計予算は賛成5、反対18で否決されました。これに伴って、臨時議会が招集され、明日開催されます。

 

本日午前に議案説明会が開かれ、午後5時を締切とする発言通告書を提出しました。提出したのは3名でした。獅山議員(2番目)、和田議員(3番目)、そして私(1番目)です。

 

通告項目は、

大項目1 議案第64号について

中項目1 平成31年度(2019年度)彦根市一般会計暫定予算について

細項目1 一般会計がなぜ否決されたと考えているのか

細項目2 暫定予算について、どのような方針で予算編成されたのか

細項目3 庁舎等の管理業務委託料等の契約期間はどのように対処するのか

細項目4 困惑している自治会や団体などへ、どのように対応するのか

細項目5 暫定予算に関して市民への告知はどのようにされるのか

 

以上の5点です。

 

ここでしっかりと本予算編成における議会としての意見表明をしておかなければ、またもや予算否決という選択も視野に入ります。謙虚に反省を求めたいと思います。

 

 



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