ひこにゃんの運営資金問題の報道

ひこにゃんの運営資金問題についての報道に、紙幅の問題からか、議員として疑問を呈しておきたいと思います。

 

ある新聞に「ひこにゃんの運営委託費を盛り込んだ市予算案が否決され、活動継続が危ぶまれる中、委託先が自主的な運営を決断」とありました。このブログをご覧の皆さんはご理解いただいていると思いますが、経過について言葉足らずの印象が否めません。

 

つまり、議会が否決したのは「暫定予算」であって、「(当初)予算案」にはひこにゃん運営費が計上されていたのです。当初予算案には、花火大会や彦根ばやし総おどりなどの予算や住宅リフォーム補助金なぢが削除されていたので、否決したのです。

 

そして否決を受けて市長が提案したのが「暫定予算案」でした。その「暫定予算案」にひこにゃん運営資金が含まれていなかったということです。しかも、市長は「ひこにゃんの存在は大きいものであったと改めて深く認識している」と発言し、更には運営団体に赤字が出ても補填しないとも発言しています。

 

新しい元号が発表されましたが、伝統や文化ということについて考えるべきなのは首長の役目であって、ひこにゃんが彦根市への観光誘客に寄与してきたのかという認識がないと言わざるを得ません。

 

「暫定予算」であっても「予算案」ではありますが、このプロセスが抜け落ちてしまえば議会が悪者であるかのように受け取られてしまいます。私たちはあくまでも「当初予算案」については観光のまち・彦根をないがしろにしたから否決をし、その結果提出されたひこにゃん運営資金を削除した「暫定予算案」が可決したに過ぎません。ちなみに、私は暫定予算案にも反対の意思を示しました。年度末(3月28日)になって、そのような暫定予算案を提示してきたことにこそ問題の根源があると言わざるを得ません。

 

 


ひこにゃんファンクラブ新会長決定

5月1日からの新元号(「令和(れいわ)」)発表の4月1日。彦根城博物館でひこにゃんファンクラブの新会長の発表が行われました。

 

ひこにゃんをこよなく愛し、育てて下さった北村昌造様が2月28日にお亡くなりになって1ヶ月。空席でした会長に第18代井伊家当主の井伊直岳さんが就任されました。

 

新会長への委嘱はひこにゃん誕生時の市長であった獅山議員にご苦労いただいたものです。

 

ファンクラブ会長が井伊家ゆかりの人物に決定し、先日来の騒動も収束に向かいそうですから、よい方向に進むように願いたいものです。

 

 


ひこにゃん活動基金

3月28日の臨時議会で、獅山議員から「ひこにゃん基金」の話が出ました。録画配信(4月2日ころにアップされると思います)をご覧下さい。また、予算常任委員会では北川議員から「政策的経費」と「義務的経費」あるいは「必要な経費」の違いについて質問しています。

 

とりあえずは、しが彦根新聞の3月31日付の記事から引用します。

−−−−−−−−−

北川議員「暫定予算にひこにゃん関連経費を組むことは可能だったはずだ」「新年度予算案を否決した議会のせいにするのではなく、市として盛り込まなかったことを明確にするべきだ」

市長「ひこにゃん関連は政策的な予算と判断し、暫定予算に盛り込まなかった」と明言した。

−−−−−−−−−

このように記事になっています。

 

そこで、この基金を読み返してみました。http://www.city.hikone.shiga.jp/reiki_int/act/frame/frame110001369.htm

 

その第6条に、「市長は、第1条に定める基金の設置目的に要する経費に充てる場合に限り、基金の全部または一部を処分することができる。」とあります。議会の承認などなくても使えるのです。

 

果たして、どのような答えが市長から出てくるのでしょうか。

 


地元紙の最終巻

地元紙(近江同盟新聞)の最終巻が配達されました。

 

20190331001

 

奇しくも見出しは「ひこにゃん出演存続」「暫定予算の不備救われる」でした。

 

まさにそのとおりで、だからこそ私をはじめ数人が暫定予算に反対をしました。この議案に反対多数で否決となっても、市長は年度内に専決処分によって、この暫定予算を執行できたのです。少なくともひこにゃんの予算だけで言っても、問題があったのです。一部の年度会費など、いわば政策的経費は計上されていましたから、ひこにゃんの運営費についても4ヶ月分を計上していれば、存続しないという問題が生じなかったのです。その辺りの考え方に整合性がなかったのです。

 

それは、庁舎の維持管理費などと同じように考えるべきものだからです。全国各地から観光でお越しになるみなさまへの「おもてなし」でもあるわけです。

 

ところが、暫定予算が可決してひこにゃん予算がなくなったことにより、運営受託団体がボランティアで、クラウドファンディングなどで運営することが決まった後の市長コメントで、市長のひこにゃんへの思いが明らかになりました。

 

運営継続についての発表後の囲み取材を報道したMBSのニュースを引用します。

−−−−−−−−

「ひこにゃんの存在は大きいものであったと改めて深く認識している。」(彦根市 大久保貴市長)

−−−−−−−−

何を今さら、です。そして、情報によれば、「任意団体が赤字になっても補填しない」とも発言したようです。この一連の議案や発言をどのように受け止めますか?

 

しかも、私が反対討論で申し上げましたように、10年以上の長きにわたってひこにゃんのパパとしてご尽力なされた北村昌造様がお亡くなりになって、1ヶ月にもならないのに、北村様への感謝の気持ちがあれば、このような全国的な非難など起こらなかった準備ができたはずです。10年以上の「歴史」というものへの認識が全くなく、これは花火大会(今年が70回目)や彦根ばやし総おどり(こちらも今年で57回目)などの「伝統」や「歴史」というものへの意識が全くありません。しかも、手弁当で実施しようとする団体への赤字補填も考えないなど、彦根市が観光について全く無策であることの証でしかありません。

 

そして、これを突き詰めて考えれば、運営経費を減額しようとする魂胆でもあるのではないかとも読み取れます。

 

小さな政府か大きな政府かという議論が、かつてアメリカで起こったことに相通じます。しかし、行わなければならないことと、そうでないこととの切り分け方を間違えれば、今回のような問題を全国に発信してしまうことになるのです。

 

このような問題を解決する方策は、市議選後の臨時議会から動き出すことになるのでしょうか。

 

 

 

 


ひこにゃん予算にもう一言

当初予算を否決したのは、たくさんの事情があったからです。花火大会の補助金であり、彦根ばやし総おどりの補助金であり、学校の机や椅子の補充、学校図書室や図書館の蔵書。他にもたくさんの問題点がありました。しかも、これまでどれだけのハコモノに予算を付けてきたのか。そういった積もりに積もった問題があったから、否決をしたのです。

 

そして出された暫定予算です。前にも書きましたが、3時間ほどで発言通告書を仕上げるなど、300ページを超える資料を前にして、多くの議員はギブアップしたのかも知れません。

 

その暫定予算に「ひこにゃん関連経費」が含まれていなかったことに気づいたのは、観光に力点を置いている和田議員なればこそだったと言えます。しかし、その彼も暫定予算に賛成しました。

 

私も、当初は賛成討論はするけれども、大きな釘を打つ積もりで原稿を作っていました。しかし、市長の答弁から、反対に回ったのです。

 

この暫定予算が否決されていれば、市長はこの暫定予算を専決処分で執行することになっていたわけで、そうであれば、「議会が悪い」ではなくて、「市長が悪い」という流れができていたと思います。

 

と、書いていた途中に、友人からMBSニュースを知らせてくれました。曰わく、「ひこにゃんの存在は大きいものであったと改めて深く認識している」。何を今さら言っているのでしょう。ゆるキャラの元祖であり、10年以上も続いてきた存在を捉えて「改めて」などと言うことを恥じるべきです。この一言で完全に市長は「市民の気持ち」を知らないのです。こういうのを恥の上塗りと言うのでしょう。

 

市民の気持ちが分からない人に、市長で居続けてもらうわけには参りません。どうか、速やかにご自身の決断を求めたいと思います。議会は一部を除いて歓迎するでしょう。

 

 

 

 

 

 



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