とある面談

とある建築士さんとお話しをする機会ができました。庁舎の耐震化工事だけでなく、市政全般に対する疑問もお持ちでした。特に、百条委員会の経過についても大きな疑問を持っておられ、どこかに隠された大きな問題点があったと感じておられました。

 

大きな示唆をいただきましたので、今後ともお教えをいただきたいと思っています。

 

これから、このように今の彦根市政に疑問を持っておられる方がおられましたら、現状をお話しして、私のスタンスを説明させていただこうと思っています。

 

どうも、彦根市民の多くは、内心で市政の問題点や疑問点をもっているにもかかわらず、表に出さない人が多いように思います。

 

市民派だった地元紙が休刊したことで、情報が少なくなったことも一因かも知れません。

 

4期目の課題として、このような方々への説明を行う必要があると思っています。

 

 


本庁舎工事の先行き

選挙期間中、多くの方たちから「庁舎はどうなるの?」との問いかけが、「ひこにゃん」や「花火大会」に続いて多く聞かれました。

 

市庁舎については、議会での市長の答弁に基づいて「来年夏ころに完成の予定です」と答えてきました。

 

ところが、ご承知のとおり、残工事の入札結果が不調に終わり、市長のコメントによれば「1ヶ月延びる」ということのようです。

 

しかし、一部新聞報道によれば予定価格との差額は「2億円程度」とのことで、裏合意問題に進んでいった一昨年の全体工事の契約のときのような「10億円以上」もの乖離はなかったとはいえ、27億円という入札価格と比較すれば7.5%の差が存在します。

 

市長は改めて入札を行うとしていますが、果たしてどれだけの準備期間が必要になるのか心配ですし、入札に参加した業者が1者しかなかったことも心配の種です。

 

今後、新市民体育センターの工事も前に進むでしょう(私は規模を小さくするべきだと考えています)が、こちらも同様に入札業者が出てこないことも予想しておかなければなりません。

 

もしも、庁舎の工事で2回目の入札が芳しくない結果であれば、政局となる可能性が出てくるかも知れません。

 

まだまだ、ニュースを賑わすことになるのでしょうか...。

 

 


入札不調

4月22日に行われました本庁舎耐震化工事の残工事入札の開札で、入札価格が予定価格を超えたことから不調となり、翌23日の電気工事・機械工事については中止となりました。

 

これによって、報道では工事完成が1ヶ月延びるとしていますが、「裏合意」問題と同じように、予定価格と入札価格の開きがどれほどであるのかによって再度の入札に期待が持てるのか、非常に心配です。市長のコメントでは「予定価格は正しかった」としていますが、本当にそうなのでしょうか。当初の契約(裏合意が行われた際の入札)では業者の最初の入札金額が41億円であったわけですが、その時の予定価格は29億円余りと、余りにも大きな開きがあったわけで、今回の市長コメントに疑問を持たざるを得ません。

 

本来なら、5月臨時会での契約議案上程を目論んでいたのでしょうが、そもそも新人議員が10人も加わったことによって、第20期(平成27年5月〜平成31年4月)の議員が巻き込まれたように、非常に分かりづらいこの契約についての審議にも影響が大きいと思います。

 

いずれにしても、入札が終わらなければ契約に関する議案審議に入れないことになりますので、6月定例会に追加議案として提出できるのか、あるいは7月や8月に臨時議会が招集されることになるのか、工事の完成はとても1ヶ月の伸長では済まないと思います。

 

更には、仮庁舎の費用についても、5月末までの分しか議決されていなかったはずですから、暫定予算との関係で5月臨時会にどのようにして提案されるのか、心配でもあります。

 

 

 

 


第2期工事の入札公告

揺れに揺れた本庁舎耐震化等の工事について、第2期(残工事)の入札公告が彦根市HPに公告されました。

 

それによると、開札は4月22日(建築工事)と4月23日(電気設備工事・機械設備工事)です。そして、5月に議会の議決を行うとしています。

 

ところが、4月には統一地方選で市議会議員の任期満了による選挙があり、少なくとも10人程度が選挙に出馬しない見込みと言われています。現在の議員、特に4年前の選挙で初当選した議員にとっては、本庁舎工事の問題で様々に検討・議論して大変だったのですが、24人の定員のうち、10人以上が新人議員として参加する初議会で、どれだけの深まった議論・審議を経て採決できるのか、些か疑問です。

 

私自身、12年前の新人議員研修に参加して、議会のシステムはもとより、用語すらも不可解(例えば、「債務負担行為」などという言葉は、主婦だった身には訳の分からない言葉でした)ですから、今回も同様に新人議員の皆さんには大変なことだろうと推察します。

 

そうであれば、再出馬して当選した現職議員がしっかりと審議のリードをしなければならないことになります。

 

このような意味からも、しっかりとこれまでのこの工事についての問題点を再把握しなければならないと思います。

 

 


本庁舎耐震化工事について、纏めてみました

市民の多くが「どうなっているの?」と疑問に感じています本庁舎の耐震化工事について、纏めてみました。このような問題については、後からあとから新たな事実が出てきますので、どのタイミングではどうだったのかを確認する必要があると思いますので、纏めてみました。

 

平成7年1月 阪神淡路大震災発生
平成8年 本庁舎の耐震診断を実施(中島市長)
平成23年3月 東日本大震災発生
平成24年9月 市議会で「一般耐震工法」による詳細設計予算承認(獅山市長)
    総工費32.65億円(県有地取得費・立体駐車場建築費を含む)
    増築規模 8,620屐柄位未烹騎建を増築)
平成25年4月  市長選挙で大久保市長が当選
平成25年9月 大久保市長が「(耐震化工事は)一旦立ち止まる」と表明
平成25年12月 市議会が「直ちに着手」を求める決議を全会一致で採択
平成26年11月 専門家による検討委員会が、大久保市長の工法についての諮問に対して「制震工法」等を答申
平成26年12月 「制震工法」採用にあたり、市議会は5項目の附帯決議を採択
    ワンストップサービス・駐車スペースの確保など
平成27年6月 大久保市長が「当初案」を提案
    総工費17.39億円(県有地を取得せず立体駐車場も建築しない)
    増築規模 650屐柄位味嘘建を増築) その後、「集約案」も提案
平成28年3月 熊本地震発生
平成28年11月 「D案」を採用することで予算を確保
         本体工事費見込額31.74億円(県有地取得・立体駐車場建築を行う)
   増築規模6,200屐柄位未烹騎建を増築)
平成29年4月 条件付一般競争入札(本体工事について)
    入札予定価格29.39億円(D案見込額よりも2億円以上安い)
平成29年5月 2社が応札(当初入札金額は両社ともに41億円)
平成29年6月 落札した岐建蠅箸隆屬如嵶合意」(=地方自治法施行令違反)
    最終的には本体工事費29.35億円での随意契約
    「裏合意」は、外構・備品・空調など9.42億円を別途工事とする
    入札時点の条件を変更することは地方自治法施行令第167条第2項違反
平成30年1月 「裏合意」の存在が表面化
    山根副市長(当時)が最終校正した「経過報告書」を市議会に提出
平成30年1月 市議会に百条委員会を設置(平成30年8月終結)
平成30年2月 敷地内に土壌汚染が発覚(撤去工事は平成31年1月末完了予定)
平成30年5月 百条委員会での証人喚問

    市長は「知らなかった」「聞いていなかった」「記憶にない」などと証言
    川嶋副市長(事件当時)は「経過報告書は作為的と感じる」と証言
    都市建設部長(当時)は「地方自治法施行令違反は認識しつつも工期の遅れを懸念し、随意契約を締結」と証言
平成30年6月 岐建蠅箸侶戚鷁鮟・工事費精算について民事調停申立を議決
    「早ければ9月中にも決着」と説明(本日現在、未決着)
平成30年11月 「裏合意」に関係した職員の懲戒処分
         処分内容は「戒告」(最も軽い区分の懲戒処分)

 

本当なら、市議会に設置された2つの特別委員会(本庁舎耐震化整備検討特別委員会と市庁舎耐震補強・増築・改修工事にかかる工事請負契約に関する調査特別委員会=百条委員会)についても詳しく書き出すべきでしょうが、割愛してあります。勿論、これらの委員会の他にも本会議や常任委員会でも指摘しておくべき事項はあるのです。ただし、市長の答弁・説明には具体性がなく、その根拠についても定かでない点が多いので、読者の皆様をいたずらに混乱させる可能性があるので、省略したものです。

 

たとえば、平成30年2月定例会での議員からの質問に対して、市長答弁では2人の部長が裏合意に関与していたように発言しましたが、直ちに両部長が否定をし、市長が発言を訂正するなど、その場しのぎの答弁であったわけで、議員としても「何が正しいのか」を把握できない状況でありました。そこで、この年表ではこれらを割愛したものです。

 

工事の完了予定(2020年夏)についての発言もありましたが、どこまで実現性のあるものか、判断できないのが現実です。

 

多くの観光客が彦根駅から徒歩で彦根城にお越しになる場合には、必ずその前を通る本庁舎です。一日も早く、しかし市長としてこのような無残な姿をさらし続けている責任の所在を明確にした上、工事の完了を願うものです。

 

なにしろ、工事が延びれば延びるだけ仮庁舎の賃料は積み上がるのです。その原資は市民の税金だということを念頭に置いて。

 

 

20180302001

 

 


民事調停の経過はどうなったのでしょう

6月臨時会で提案された本庁舎耐震化整備工事の「裏合意」に伴って、当初工事請負契約を締結し、途中で中断している工事の解約及び完了部分までの精算に関する民事調停が12月19日に行われたはずです。

 

本日の12月定例会で報告があるのかどうかですが、6月臨時会での答弁では「9月中に調停を終えて」という説明でした。しかし、既に歳末を迎え、調停の行方は不透明です。

 

不透明といえば、そもそも調停制度は非公開で行われるのですが、これを「透明性のある」方式だと強弁したことも間違いですし、調停の進行についても全くの見込み違いであり、私が12月定例会での一般質問で問いただした仮庁舎の賃料が市民が蒙る損害であるのかどうかを「土壌汚染によって工事にかかれない状況」と主張した根拠となる汚染土壌の撤去が年明けにも完了すれば、まさに調停の遅延が仮庁舎借用の延長理由となります。

 

市長の予測は外れていますし、そのことについての責任ある答弁も行われません。

 

本当に庁舎の工事は完成するのでしょうか?

 

 

 


久し振りの耐震工事記事

7月25日。2期目を迎えた三日月知事の決断が報道されました。彦根市の庁舎耐震工事に似たような経過を見て、書いてみます。

 

県の案件は県立美術館の後継のような位置づけで「新生美術館」を建築するというものでしたが、県議会で47億円という本体工事費の条件が付され、その中で昨年5月に入札が行われましたが、不成立という結果が出たものです。

 

まさに今、全国各地で建築工事や土木工事の先送りが頻発しています。東京五輪や震災復興などによる建設需要と、もとを辿れば一時期の建設業の縮小によって工事の受け皿そのものが小さくなったことに起因するものではないでしょうか。

 

そういう意味では、今回の知事の決断は公約の一部撤回という側面はありますが、もしかしたら他山の石があったのかも知れません。もちろん、県議会のシーリングという面もあるでしょう。

 

このような点では、庁舎耐震化整備において「裏合意」をしなければ前進しないような状況を作り出したトップの判断力(責任)ということを改めて考えなければならないと思います。表面的には「裏合意」に直接的に関与した人物は必ず存在したのでしょうが、その人物がそうせざるを得なかった背景こそが、今回の新生美術館の建設凍結との大きな違いではないでしょうか。

 

 

 

 

 


百条委員会証人尋問終了

5月22日・23日の両日、百条委員会の証人尋問が行われました。その証人の証言の感想については報道に委ねたいと思います。

 

ただ、現在の彦根市政の課題が浮き彫りになったということだけは明らかです。

 

そして、百条委員会終了の際に、市長に対して強烈なヤジが飛んだことだけはお知らせしておきますし、傍聴した人たちも間に、何とも言えない空虚な雰囲気が残ったのでした。

 

今後、委員会としての取り纏め作業が残っています。

 

5月24日には6月定例会議案についての全員協議会(議案説明会)がありますし、午後には市民体育センターの署名簿の提出が予定されています。守る会の集計では6,213筆の署名が集まったということです。

 

市政に関わって、これだけ問題が続出していることを、市民の皆さんには十分に認識していただきたいと思います。


二度否決の予算案を専決処分(福岡県吉富町)

昨日書きました予算について、新しい情報が入りました。議会が二度否決(再議にかけたのでしょう)した予算案を町長が専決処分で執行することにしたそうです。

 

彦根市でも同じような状況でした。こちらは修正案が提出され、その修正案が可決し、それについて議決後直ちに市長から再議が申し立てられました。この場合の再議の要件は一般議決と同じ過半数ですから、当然に再度可決です。

 

彦根市の場合の予算案は、既に債務負担行為として認めた額についての執行予算で、「義務的に予算計上しなければならないもの」ですから、若干違いはあります。

 

しかし、そもそも、債務負担行為の金額設定段階において、十分に精査されていたのかという点で疑問が残ります。本来的には、入札が行われ、予定価格と入札金額に10億円もの開きがあったわけで、再度入札し直すと同時に、債務負担行為の金額の増加を議会に求めるべきだったのではないでしょうか。

 

物事の本質を見つめ直す必要があるのだと思います。

 

 

 

 


新年度を迎えて

甲子園のセンバツ3回戦も彦根市からの2校ともに、サヨナラ負けを喫して、県勢3校すべてが姿を消しました。彦根東も近江も共に好試合を行い、本当に残念でした。

 

しかし、スポーツが人に与える影響について改めてその効果の大きさを実感しました。彦根東は強くなったと思います。平成21年の21世紀枠での出場(センバツ出場は56年ぶり3回目)以来のことで、今回の花巻東とは平成25年と同一カードでしたが、その時の実力差とは違い、今回は互角の戦いでした。今年の夏にも期待をしたいと思います。

 

さて、新年度となり、市政においては百条委員会が始動を始めます。3月22日の2月定例会の終了後に、委員会の協議会を行い、委員会運営の基本的な部分で合意に達しています。なかでも、委員会での証人に対する質問事項については各会派が考え方を持ち寄り、今後の委員会などで検討を進めることになります。

 

国会での「森友問題」での証人喚問という実例を目にして、真剣な対応が得られるのかが大変重要です。

 

「真実」を追求することの大切さをしっかりと認識したいと考えています。

 

少なくとも工事そのものは土壌汚染の関係から遅延は仕方がありませんが、このことは「裏合意」問題とは別に検討をしなければならないことです。

 

そのように考えると、一昨年4月の本庁舎耐震化整備検討特別委員会の拙速な終了が悔やまれてなりません。

 

 



search this site.

プロフィール

カレンダー

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< May 2019 >>

最近の記事

カテゴリ

アーカイブ

リンク

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM