市立病院でのボランティアのお手伝い
私の友人が市立病院の入院患者さんへのボランティアに行くとのことで、そのお手伝いに出掛けました。
帰りに前庭を見ましたら、私の好きな紫色のあじさいが満開でした。
友人のボランティアは、ギターの演奏です。病室では大声を出すことができませんが、この時間の4階デイルームでは可能です。
入院生活での、ほんの僅かな時間でも、気分が元に戻れますように。
さて、明日(28日)は、6月臨時会が開かれます。明日の審議は、庁舎耐震化工事の契約解除と出来高精算を「調停申立」することの可否を問うものです。
議案書には「透明性の確保」という文言が入っていますが、調停とは「裁判所の調停室を借りて行う」話し合いに過ぎません。基本的に調停委員は妥当であるのかどうかを積極的に判断することは少ないと思います。家事調停の養育費などのように常識的な数字が公開されている場合ではないわけで、工事がどれだけ完成したのかというのはプロでないと判断できないはずです。
しかも、来年秋に予定されている消費税増税を考えるなら、来年3月に残工事に着手していなければなりません。すると、残工事の工事請負契約の締結は年内に済ませなければならないはずです。そこから逆算して、この調停に使える時間は僅かしかありません。私は、契約解除ができていない状況での残工事の新規契約は問題ありだと考えています。
すると、後ろが決められているならば、妥協しなければならないのは彦根市側ということになります。妥協するということは、相手の要求を呑むことになるでしょう。
また、余りにも早く決着が付くというのも不自然な感じがします。
だから、「調停」という法制度を利用した「官製談合」ではないかと批判されるのです。
おまけに、その出来高を払うのは市民の納めた税金なのです。そのことを、どのように考えているのでしょう。市長の考えていること、顧問弁護士の考えていることは、到底理解できません。
明日、どのような判断を議会がするのか、注目いただきたいと思います。